温順へスペリジン

10歳以下は体温調節機能が低下している

最近の子供たちは、ひ弱になっていると言われています。
体格は素晴らしく向上していますが、気温の変化に弱く、病気への抵抗力も低下しているのは確かなようでしょう。

しかし、このことは個々の責任の問題ではなく、地球環境や文明の進歩が根本にあると言えるのです。

地球温暖化と文明の進歩

現在の地球は確実に温暖化しています。
自然環境や食糧問題を考えず、人間の身体だけを考えれば冬の寒さが緩和されることは健康にとって大変良いことです。

しかし、悪い影響は夏の暑さです。
今は文明の進歩によって大都市だけでなく地方の中小都市でも地面はアスファルトやコンクリートに覆われていますから、夏の異常な高温と地面からの放射熱の影響で、屋外では気象庁の発表する以上の高温にさらされています。

背の低い子供たちは、50度位になっている地面から近い位置にいるわけですからそれだけ熱の危険があるわけです。

外にいる危険性が増している

こういった状況の中で、子供たちに外で遊ばせるわけにはいかなくなっています。

ゲームやテレビに熱中している子供たちを見て教育や育児の専門家たちは「子供たちを外で遊ばせましょう」と言っています。

しかし、夏の異常な暑さに加え交通事故の可能性や夏に増えてくる変質者などを考えれば、そうせざるを得ない環境だということも理解しなければならないでしょう。

それに合わせて冷房も急速に普及しましたから、子供たちにとっても過ごしやすい夏となってきたのです。

現在は汗をかかなくなった

このような状態は、過去30年位前からでしょう。
つまり、現在10歳前後の子供を持つ親の世代位からということができます。
このころから家庭、学校、車、電車、買い物などどこへ行っても冷房が効いているようになってきました。

そして、冷房の普及は身体に大きな影響を及ぼすようになってきました。
それは夏に汗をかくことが極端に少なくなってきたのです。それと同時に汗をかくことを嫌うようになってきました。

今の若いお母さんたちの世代あたりから汗を嫌がり、潔癖症といえるほど汚れを嫌っています。
このことは当然子供たちにも影響してしまいます。

汗をかかない状況をまとめてみると

汗をかかなくなった原因をまとめてみると次のことが挙げられるでしょう。

 暑い外では身体を動かさなくなった。
 生活環境の中でどこでも冷房が効いている。
 冷たい食事や飲み物が増え、身体の中が冷えている状態が多い。
 身体を冷やす食品添加物や糖分を取りすぎている。

この状況は決して不快なものではありません。
むしろ過ごしやすい生活環境といえますから、親も子供も快適な生活と感じ、文化的な生活として喜んでしまうのです。
しかも、このことが健康に重大な影響を与えていることに気が付きません。

汗をかかなくなると汗腺が発達しない

汗をかかなくなると当然汗腺が発達せず数も減ってしまいます。
汗をかくことができなければ、身体の中の不要な熱を取り除くことが出来なくなってしまうのです。

その結果は、体温調節が出来ない子供たちが増えてしまうのです。
発汗は、人間が健康的に成長する鍵と言えるのですが、年齢的には生まれてから10歳以前後までが大切な時期となっています。

最近30年位で低体温の子供や体温調節機能が狂った子供が4倍位増えていると専門化が警鐘を鳴らしているほどです。

もちろん大人になってからでも適度に汗をかく生活は汗腺の数を増やします。
しかし、大人になってからの適度な運動は難しく、身体に冷えを溜め込んでいるため、身体がひ弱になっていることが多いのです。

人間の成長には身体を動かし、汗をかくこと

例えば夏の甲子園球場を見てみましょう。
炎天下の中でプレーする姿を見ると熱中症で倒れないかと不安を抱く人も多いと思います。

しかし実際には暑さと運動量でスタミナ切れを起こす選手はいても、熱中症で倒れるような選手は1人もいません。
それに引き替えスタンドでは試合中に熱中症で倒れる人が何人もいるのです。

幼い頃から運動し汗を流すことが自然にできている選手と暑さを避け冷房に頼った生活をしている人の差と言えるでしょう。

体温調節の乱れを無くすのが課題

専門医によれば10代の内に生活習慣病に罹る患者が急増していると言います。
温暖化と冷房の普及がそれに輪をかけているとも言えます。

親としてはこういった状況を踏まえて、子供たちに健康な汗を流せるような努力をしなくてはならないでしょう。

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