温順へスペリジン

女性の2つの悩み、冷え性と月経困難症

女性の身体はデリケートです。
赤ちゃんを産む仕組みが備わっているのですから繊細にできていて当然です。
そのことからも女性にとって生理は健康のバロメーターと言えるでしょう。

生理は健康な女性でも気が沈んだり身体のだるさを感じたりするものですが、生理が重い方にとっては頭痛・下腹部痛・腰痛・貧血による立ち眩みなど、仕事や日常生活を送る支障にもなってしまいます。

また最近では、生理の1週間前位前から体調を崩す月経前症候群の方も増えています。
体質や体格などで個人差はありますが、こうした症状は冷え性の方に多いようです。

冷え性と月経困難症、この2つにはどのような関連があるのでしょうか。

女性は腰から下を冷やすな

これは、最近あまり使われていませんが、昔からある言葉です。

初潮を迎え大人になった女性は足腰を冷やすな、という意味ですが、女性の健康を守る知恵と言えるでしょう。

女性の骨盤内には子宮や卵巣など赤ちゃんを産むために重要な器官がありますし、男性に比べると尿道が短く膀胱炎を起こしやすいこと、血液が集まる腎臓など下腹部には女性の大切な器官がたくさんあります。

いずれも冷えに弱いものですから、皮下脂肪を厚くしてこれを守っているわけです。

最近の女性は冷え性を軽く考えている

最近の女性は、冷え性や生理痛に悩んでいても、そのこととは関係なくファッションやダイエットに取り組んでいます。

冷え性を軽く考えて、冷えを招きやすいファッションに身を包み、大事な器官を守る皮下脂肪を無理やり落しているようです。
これは、冷え性が女性の身体にどれだけ害を及ぼしているかを理解していないからかもしれません。

冷えの元に無頓着

また最近の女性の特徴は、冷えの元に無頓着ということです。
昔、暑い夏は冷え性には無縁の季節でした。
しかし、現代では仕事場や家庭に冷房は充分普及しています。そればかりでなくレジャー施設・ショッピングセンターなど人が集まる所は必ず冷房が効いています。

仕事場で冷房の効き過ぎに注意をしている女性は多くいますが、他の生活空間でも同じ注意が必要です。
このような環境では外との温度差が10度を越えることも多くなっています。

この温度差を1日に何度も経験するのですから、身体の準備が出来ず冷え性にもなりやすいのです。
昔は夏に冷え性になることなどありませんでしたが、最近では珍しくありません。

夏の冷え性はそのまま継続し冬を迎えますから健康的に良いわけはありません。
特に若い女性はファッションや体形を考える前に自分の健康を第一に考えて下さい。

生理痛の薬にも注意しなければなりません

生理痛がひどい時、ほとんどの方は鎮痛剤を服用するでしょう。
しかし、ここにも危険が潜んでいます。

一般的な鎮痛剤の効能を読んで見ると鎮痛効果の他に解熱効果があります。
生理は月に1度ですから、毎月服用していれば同時に解熱剤を服用していることになってしまうのです。

生理痛がひどくて鎮痛剤を服用する。→それによって身体の冷えが激しくなる。→月経困難症がひどくなる。
これでは悪循環となって身体の調子は更に悪くなってしまうでしょう。

冷え性と月経困難症は密接な関わりがあります

冷え性と月経困難症には共通点があります。
冷え性を手足や身体の冷えとだけ考えているとこれを見逃してしまいますがホルモンバランスが乱れるということです。

冷え性がひどくなれば、自律神経や中枢神経を刺激しますからホルモンバランスの乱れを起こすことになります。
つまり冷え症とホルモンバランスの乱れは表裏の関係と言ってもいいでしょう。

一方、排卵や月経ははホルモンの分泌量によって周期的に繰り返されます。
つまり生理時のホルモンの分泌量は平常時と違ったバランスになっているのです。

ホルモンバランスの乱れは、普段と異なったホルモンバランスをしている生理時の身体に大きなダメージを与えてしまうのです。

最近の治療法はホルモンバランスを重要視しています

最近の月経困難症の治療では薬によってホルモンバランスをコントロールしようとしています。
しかし化学的な薬品ではこれが上手くいかない場合も多いようです。

今注目されているのは漢方薬の処方でしょう。
この中でも骨盤の中での血液循環をよくし、生殖器官などを冷えから守ることで治療しようとしているのです。

下半身が冷えたままでホルモンバランスを良くしても片手落ちになってしまいますから、身体を温めることを考えた治療が必要でしょう。

この記事は良かったですか?
良かった! → 

イマイチ… → 次のページヘ »

こちらのページもご覧ください

関連記事をもっと読む