温順へスペリジン

東洋医学では病気になる前兆を未病といいます

東洋医学では病気になる前兆の状態を未病といいます。
これはテレビCMなどでも使われる台詞ですが、この考え方は非常に優れたもので、予防医学の原点ともいえるでしょう。

未病とは具体的にどんな状態を指すかといえば、冷え性・肩こり・偏頭痛・身体のだるさ・足腰の痛みなどが代表的なものといえます。

西洋医学と東洋医学

外科手術や医療技術の進歩、化学的薬品の投与などが主流となる西洋医学は対処療法といえます。
これに対し、日常の健康維持や身体にやさしい生薬を使う漢方薬の投与などを行なう東洋医学は予防医学いえるでしょう。

西洋医学が主流だった日本の病院でも、最近は東洋医学が見直され正式な診療科として設けられているところも増えています。

西洋医学での冷え性治療

実際に冷え性で病院に行った時を考えてみましょう。

一般の病院では、まず冷え性の原因を探します。血液検査やレントゲン検査から始まり骨や内蔵などを調べていきます。

原因が分かればそれに対応する薬を投与しますが、はっきりしない場合は、不定愁訴や自律神経失調症と名付けられ、抗うつ剤やビタミン剤の投与、冷えた部分への温シップを出すくらいとなります。

これは、冷え性は大病の症状でなければ一過性のものと考える傾向が強いため病的変化と認めず、したがって治療を行なわない(有効な治療法がない)となるのです。

東洋医学では未病は病気の前兆と考えます

これに対し東洋医学では、原因がはっきりしない場合でも冷え性に効果のある漢方薬を処方し、場合によれば身体を温める鍼や灸を行なうでしょう。

また冷え性からおこりうる病気に対しての日常生活や食べ物への注意も行ないます。
「医食同源」「薬食同源」という考え方はここから出発しているのです。

科学的な検査は西洋医学にはかないませんが、対応法は大きく違い、冷え性の改善やそこから起こる病気の予防まで行なうわけです。
つまり、予防医療は東洋医学のほうが進歩しているといえるのです。

西洋医学と東洋医学を併用してもいいのです

冷え性や肩こり偏頭痛など東洋医学でいう未病にも、
心疾患などの臓器の病や骨格異常などが隠されていることも多々あります。

この検査は問診や触診の占める割合の多い東洋医学よりも、科学的な検査結果を重視する西洋医学のほうが正確です。
当然こういった症状は根本になる病気を治さなければなりませんから西洋医学での治療が大事になってきます。

しかし、単なる冷え性という診断ならば東洋医学による解消を考えた方が良いでしょう。

つまり、隠れている可能性がある病気などの検査は西洋医学で行い、病気のない場合には東洋医学の治療法を選択するのがベストです。

東洋医療科のある病院では、この連携が上手く機能していますが、ない場合は自分で判断し治療を行なうことが大切です。
この時に注意することは、漢方の専門医に相談せずに、聞きかじりの知識でむやみに漢方薬をのむことは避けるということです。

漢方薬は身体に優しいといっても、薬であることを忘れないで下さい。

この記事は良かったですか?
良かった! → 

イマイチ… → 次のページヘ »

こちらのページもご覧ください

関連記事をもっと読む